2019年7月29日月曜日

Raspberry PI の PWM によるファンコン自作 その2

RaspberryPI + IRF520(電子リレー) + うるさいチビファンの速度を変えて遊ぶその2

 

前回 その1へ

 

方針

 RaspberryPIのハードウェアPWM出力ピンが12ピン(GPIO18)なのでこれをIRF520のスイッチ制御に使う。

 PWMの周波数は250KHz。こればPCのマザーボードでもだいたいこれくらい。

 なぜ250KHzかは後述

 

材料

コンデンサーや抵抗などは、ごっそりセットキットをamazon売っているのでそれを使います。

  • セラミックコンデンサ10種類 0.1μF-10μF
  • 電解コンデンサ 0.1μF - 1000μF
  • ジンパワイヤ 100本セット
 

 これだけあれば当分持つ。一つ一つ秋葉原に買いに行くのも電車賃かかるし、ケースに最初から丁寧に入っているしまぁ便利な世の中になってる事。

 

リレー出力を平滑化する

V+ , V- の基盤の裏に電解コンデンサとセラミックコンデンサを半田付けする。

  • 電解コンデンサは10μF〜100μFくらい。

    小さいと効果なく、でかいとリレーの保護回路がつらいのでむやみに大きくしないように。

    極性があるのでV+にプラス、V-にマイナスとなるようにする。

    逆にするとすごい勢いで破裂する

  • セラミックコンデンサは0.1μF〜1μFくらい。

    高周波ノイズ除去。電波を周囲に撒き散らさないおまじない。

PWMを250KHzに設定するのは、電解コンデンサのインピーダンスが一番低くなるあたりだから。

つまり、効率よく平滑化してくれるって事ね。

電子リレーは500KHzくらいが実用限界なので、200KHz〜250KHzくらいがいい感じ。

 

GPIOピンの確認

Raspberry PI のピンは、2,4,12 の3本

  • 2は+5V で、IRF520のVINへ
  • 4はGNDで、IRF520のGNDへ
  • 12はPWM出力で、IRF520のSIGへ

 

ファンの接続

  • V+に赤、V-に黒線をつなぐ

 

 

次はこのハードを制御するソフトを導入する

 

その3ソフト編